専門家にお願いする前に おさえておくべき相続対策の流れとは

相続01

相続手続きは、専門家に任せれば安心できます。しかし何もせずにそのまま専門家に押し付けるのは、おすすめできません。ある程度は相続人側も準備を進めておきたい所です。
そこで専門家にお願いする前に、おさえておくべき相続対策の流れについて取り上げます。

よく見かける相続対策としては、生前贈与が挙げられます。年110万円以下ならば贈与税もかからず、財産を減らすことができるので節税対策として有名です。また遺言書をしっかりとのこすことで、トラブル防止になるとも伝えられています。しかし生前贈与も遺言書も、被相続人が健在だったらばの話です。相続が発生する前に準備をしておくのに越したことはありませんが、相続が既に発生しているとなるとどうしようもありません。
では相続が発生した後、おさえておくべき相続対策は何になるのでしょうか。ズバリ「現状把握」です。

料理を作る時は作り方だけでなく、何の材料があるのかを把握した上で料理に取り掛かります。相続も同じで、相続人や相続財産をしっはり把握しなければ手続きは進みません。専門家に頼む際にも、現状について事細かく聞かれるかとおもいます。質問に対してスムーズに応えることが出来れば、専門家としても大助かりです。
ただ現状把握に関しては、事細かい部分まで行う必要はありません。事細かい所まで調べるとなると、専門的な知識が必要となります。専門家に頼む前の段階であれば、出来る範囲内で十分です。後は専門家に委ねて、詳しく現状分析してもらって下さい。

ただ相続の手続きにおいて、1番に対策を立てておきたいのが遺産分割についてでしょう。遺言書がない場合は相続人同士で話し合いをして、話がまとまったら協議書として形にのこします。文面に表したら簡単なように見えますが、数ある手続きの中でも遺産分割が1番厄介です。
遺産分割対策で効果絶大の方法は、相続人になる者同士がお互いに譲り合い仲良くすることでしょう。しかし相続が絡むと、仲が良い間柄でも無残に引き裂かれることがあります。実際に相続が引き金となり一家離散の憂き目にあい、散々な目に遭った人は少なくありません。

「絶対に相続争いが起きない方法」という方法はなく、こればかりはお互いしっかり話し合うことしか方法がないのが現状です。話し合った結果まとまらなければ、専門家の力を借りましょう。
専門家は中立的な立場で、相続の手続きを進めてくれます。間に第三者が入れば、トラブルも収まるでしょう。